茜が私のところにやってきたのは、その日の夕方だった。
茜曰く『ハルナちゃんたちは諒のとこ少し気になってるみたいよ?』ということなのだが、正直彼女たちがネギに近い人間ということが悪いイメージを抱かせる。
茜は、ハルナたちが真弓に接触したところを独自のルートで聞き、その様子を探っていたのだ。
ただし、彼女の情報網といえども今や中等部を押さえきっているとは言いがたい。
今後、ハルナたちはともあれネギの動きを見ていくには細心の注意が必要ということだ。
私たちに敵は多い必要はない。
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「和美いいわね。こっそりやるのよ!」
私は、何度言ったかわからないくらい口をすっぱくして和美に言った。
「わかってるって!遠見先輩の事だから手は打ってると思うけどね…」
今回の事が成せば、遠見先輩が何を考えているのか少しは私たちにもわかるはずだ…。
私はそう睨んでいるが、和美はそんな簡単にわかるわけがないと諦めかけている。
そう、私たちは気の軽そうな遠見先輩のルームメイトに尋ねようと考えたのである。
名前は…そう美作真弓先輩だったかな…
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